【相談する日までに、必要なものをそろえておく】
さて、弁護士とのアポイントも取れました。
あとは、弁護士へ相談に行く日までに、
事務員から指示のあったものをそろえておきましょう。
必要な書類は、弁護士事務所によって違いますが、
たいていは、債権者の資料、通帳や印鑑、
身分証明書などです。
中でも必ず必要なのが債権者の資料です。
債権者の資料とはどんなものでしょうか?
これは、あなたがどこにどれだけの借金があるかを
弁護士に伝えるための資料です。
具体的には、債権者からの督促状、
請求書、カード類、契約書などです。
どの書類が必要か不要かは、
おそらく弁護士が判断します。
特に指示がない場合は、自分で判断せず、
自宅にあるそういった類の書類はすべて
持って行きましょう。
また、記憶があれば、いつ頃どれだけの借り入れを、
どこからしたのかメモをしておくと、
弁護士との相談の時に大変スムーズです。
これらの資料は、破産手続き上、大変大切な資料です。
通帳も同じことが言えますが、
破産手続きをしている最中に忘れていた債権者や
銀行口座が出てくると、大変面倒なことになります。
債権者の見落としがないよう、十分注意しましょう。